阪神淡路大震災から20年で思うこと


阪神淡路大震災から20年で思うこと

震災から20年の月日が経過した。

今や神戸の町を見ると、
ハード面においては復興していると言えるのではないかと思う。

しかし、ソフト面はどうだろう。
震災復興住宅での孤独死。
全国的に核家族化が急速に増えた事、今や高齢者夫婦のみ世帯が54%。
内、高齢者単身世帯が24%。24%の内、男性が28%・助成71%
となっており、これも一つの大きな要因だと思う。

ただ、震災復興住宅により、コミュニティが分断されたこと。
もし、コミュニティが分断されていなければ、震災からの関連死は
減らすことが出来たのかも知れないと思う。


話しが変わるが、
震災当時は私は17歳だった。
震災のインパクトは非常に大きく、自分の力、人の力なんてちっぽけ
なものだと感じた。

日常が壊れ、多くの命が奪われた目の前の事実が、
自分の人生を大きく変えた人生の転機になったことは間違いない…。

私自身もボランティア活動をやった。
それは、今はNPOワーカーとして切っ掛けになったことは間違いのない
事実であり、その年はボランティア元年と言われている。
それまでもボランティアは世の中にはあったが、まさにボランティア
活動が大衆化したのも阪神淡路大震災であったように思う。

テレビや新聞等の報道。
もう20年もたったのかと思う一方で、
この20年、私たちはどう変化してきたのだろう。

震災で壊れた日常が、今や新しい日常を当たり前のように過ごしている。
「震災を風化させない」「震災の教訓を」
そういった言葉が多方面から聞こえてくるけど、

阪神淡路大震災から、
・まちづくりは、
・打撃を受けた企業は、
・そして震災を経験した個人は、
どう変わろうとして、変わってきたのか。そんな視点での検証があまり
なされていないことを少し残念に思う。

話しを戻すと、
震災復興住宅の問題。
ハードは復興したが、まだ課題が残るソフト面での問題。
その問題は、阪神淡路大震災被災地だけの問題だけでなく、少子高齢化が
進む日本社会の大きな未来への宿題なのかも知れない。
そう思うと、ボランティア元年から次のステップに進むべく、私(たち)自身
も変わっていかなければいけないのだと思う。

小倉譲 拝

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